B.P.Aromania株式会社

備えあれば憂いなし

「想定内」を増やしておくこと

 

 

 

おはようございます♬

 

 

昨日は石川県で震度6弱の大きな地震がありましたね。

 

 

被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

 

 

私は2011年、仙台市内で東日本大震災を体験しました。

あの瞬間、私は仙台駅ビル内のスタバで

仕事の資料を作成していました。

 

 

大きな地鳴りの後の激しい揺れ・・・

何より怖かったのは

ガラスが割れる音と、人々の悲鳴でした・・・

 

 

スタバでは、店員さんが

「落ち着いてください。避難を誘導します。

足元にお気をつけください。」と

手際よく店外に誘導してくださいました。

 

 

すると、仙台駅建物から物凄い数の人が

落下物の危険のない屋外に溢れ出ていました。

 

 

地面は隆起し、タイルやアスファルトが割れ、

信号は止まり、

人々が中央分離帯の垣根にまで押し寄せていました。

 

 

私は、9㎝ヒールで走って娘の小学校に迎えに行きました。

 

 

地震の15分後くらいには到着したと思うのですが、

我が家のマンションは、小学校から徒歩3分ほどのところにあったので

娘に『ママ!遅い~!!わぁ~ん(´;ω;`)』と泣かれました・・・。

 

 

そして私はすぐに、コンビニに向かい、

お水や当面の食糧を買い込みました。

 

 

停電している為、レジが使えず、

アルバイト店員さんが値段を確認しに店内を走り回りながら

オーナーさんが手打ちで計算機を打っていたため

店内は行列になっていました。

 

 

私の後ろに並んでいる親子のお母さんが

『どうしよう・・・3000円しかお財布に入ってない・・・』と

言っていて、思わず『緊急事態ですので貸しましょうか…?』と

言いそうになったことを憶えています。

 

 

※今は、あの時以上に電子マネー決済が日常化し

現金を持ち歩かない方が多いかと思いますが

停電したら、クレジットカードもスマホ決済も出来ません。

ある程度の現金を持っておくことを、強くお勧めいたします。

 

 

 

その後、マンションに着くと、

小さなお子さんを抱えた若いママが

半泣き状態でマンションの前に立ち尽くしていました。

 

 

マンションの上の方に住んでいる彼女のお部屋は

地震でぐちゃぐちゃになってしまったと・・・。

旦那さんは九州に出張中で、どうしていいかわからないと。。。

 

 

私は、初対面のその親子を連れて帰りました。

 

 

幸い、我が家は3階で、家の中はほぼ無事でした。

まだ寒い仙台の夜に備えてリビングにお布団を敷き 

子ども達にダウンを着たままお布団の中で温まるよう伝え、

家じゅうのアロマキャンドルと食べ物、飲み物、

懐中電灯、手巻きラジオなど、使えるものをリビングに集めました。

 

 

(停電時のアロマキャンドルは、

香りの癒し効果が絶大だったものの

余震が怖かったので、キャンドルの底にガムテープを貼り

テーブルにしっかりと固定しました。

ミレナーズやジョーマーロンのような

重めのキャンドルがお薦めです♪)

 

 

 

夫は、勤務先から車で帰宅を試みるも

ガソリンが無かったことと

信号が消え、道路が大混乱だったことから、

1週間前に納車したばかりの新車(外車)を

鍵をつけたままコンビニの駐車場に置いて、

走って帰ってきました。

(日本は本当に良い国ですね…!!

翌日取りに行った時には無事にありました♡)

 

 

当日の夜の事はあまり記憶が無いのですが、

我が家は官庁の近くに住んでいたので

わりと早い段階で電気が復旧し、

テレビで津波の惨状を見て

驚きました・・・・

(確かに、地震は過去に経験したものとは

比べものにならないほどの強さと怖さでしたが

まさか沿岸部があんなことになっているとは

想像もしていませんでした…)

 

 

 

我が家に避難しに来た親子は

旦那さんの帰宅とともに帰って行きました。

 

 

地震直後の数日は、

逆境に強い私の性格が功を奏し

意外と上手に乗り切れたと思っていましたが

 

 

その後、外に出た時に、

「お店がやっていない」「お店に物が無い」という

変わり果てた世界が

いつになったら元に戻るんだろう…という不安と

頻繁に揺れる余震に、心が萎えていきました・・・

 

 

 

私たちは、「お店に物が無い」、

長い時間並び、「限りある商品をみんなで競い合って取り合う」

という経験をして来ました。

 

 

 

それが精神的に何より辛かった為、

私は震災以降、「備え」を万全にしています。

 

 

 

 

 

この他に、お米、ミネラルウォーターを2ケース、

トイレットペーパーやティシュペーパー、

カセットコンロにカセットガス、

生理用品などや日用品、

いつも使っている基礎化粧品も多めにストックしています。

 

 

 

 

 

あの時、とにかく「パン」が手に入らなかったので

長期保存できるパンも用意してあります。

(避難所では逆に、毎日菓子パンで辛かった、

ということも後に聞きましたが

我が家は一度も避難所には行きませんでした。)

 

 

 

その後、夫の親友たちが

物資が不足している東京で、保存食をかき集め

届けに来てくれました。

これが本当に、涙が出るほど嬉しくて。。。

 

 

私たちも、次になにかあった時には

「分けてあげられる側」になろうと心に決めたので

我が家では、家族3人分だけでなく

周りで困っている人に分けてあげられるくらい

余分に備えています。

 

 

 

「天災」はいつやってくるか判りませんが、

今、それに近い危機感を、私は持っています。

 

 

 

ウクライナ問題で、

今、小麦をはじめ、穀物の流通量が世界的に減っています。

既に、家畜の肥料の流通が激減しています。

自国で穀物を生産している国は、

自国の消費分を優先する為、輸出を止めるようになって来ています。

 

 

そこに原油高が加わり

貨物船が動かなくなれば

食糧・肥料などの輸入が出来ません。

食料自給率がものすごく低い日本では

輸入品なしにはやっていけません。

 

 

そして、タンカーが来なければガソリンが不足します。

ガソリンが無くなれば、トラックが動かなくなります。

スーパーの品物が棚から無くなる日は

そう遠くないのではないかと思っています。

 

 

 

震災の時は、原発事故のこともあり

東北道が通行止めになりました。

支援物資を東京やさいたまから送ってくれようとしても

宅急便が機能していない為、届かない・・・

 

 

「物流が止まる」「助けが来ないかもしれない」

という事の怖さ、孤立感を

私たちは知っています。

 

 

 

コロナ禍の初期の「マスク」のように

一瞬で棚から消え、

少し経って棚に並ぶようになった時には

通常時の数倍以上のお金を出さないと買えなくなる・・・・

つまり、食糧品や日用品で「ハイパーインフレ」が

起こる可能性があるという事です。

 

 

 

「備えあれば憂いなし」

 

「人は、自分に余裕が無ければ、人に優しく出来ない」

 

 

 

これは震災を体験した私の教訓です。

 

 

 

天災や、世界で起きている非常事態を

他人事と思わずに、とりあえず

「想定内」を増やし、備えておくこと。

 

 

何かが実際に起こってしまった時に

心に余裕があった方が

瞬時の判断に間違いが起こりにくいと思います。

 

 

 

私の教訓が、どなたかの参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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