アロマセラピー入門講座❼~花から抽出される精油~
【イメージ連想法】伝授いたします
おはようございます♬
皆さんは、「アロマセラピー」と聞いたら、どんな光景が思い浮かびますか?
きっと、このような「アロマトリートメント(マッサージ)」ではないでしょうか。
私も昔々、施術をしておりました♬
『良い香りのオイルで身体をケアしてもらって、心身ともに心地よくなる』
精油の作用に加え、更に”タッチ”という行為が、脳内の幸せホルモン(オキシトシンやセロトニン)を分泌させるのに
大いに貢献することから、リラックスの代名詞になっているかと思います。
ですが、アロマセラピーはその名の通り『芳香療法』であって、
芳香浴(嗅ぐだけ)でも心身に大きな変化をもたらしてくれます。
それは、これまでずっとお伝えしてきた
〔嗅覚〕→〔大脳辺縁系〕→〔視床下部〕に直接信号が伝えられ、
生体機能を正常に維持する為のホルモン分泌などを促進するからでしたね。
それには、香りを嗅いだご自身が『心地良い』と感じられる事が
何より大事だともお伝えしました。
ですが、お花にも好みがあるように、当然、香りにも好みがありますよね。
《精油》は、芳香成分が採取される場所によって、いくつかの部類に分けられます。
同じ部位から抽出された《精油》は似たような性質を持っています。
ですから、例えば
『◎◎というオイルが今のあなたにお薦めですよ』と言われて嗅いでみたら・・・
『ん・・・。あまり好きじゃないな・・・』となった場合には
同じ場所から採取される別のオイルをぜひ嗅いでみて頂きたいのです。
それには、どのオイルがどの部類の香りで
どのような特徴があるのかを知ることが大事になって来ますね。
そこでお伝えしたいのが【イメージ連想法】です。
それぞれ、「植物の部位から連想される特徴」をご紹介していきたいと思います。
ここでは難しい成分の名前などは一切出て来ません。
その部位から採られたオイルにはどのような特徴があるか、
またどのような効能・作用があるか、必要な情報だけを端的にお伝えしますので
すぐに憶えられると思います。
これを知ったら、よりアロマセラピーのオイル選びが楽しくなること間違いなしです!
それでは早速、〔花から抽出される精油〕から始めましょう♬
(※代表的な精油は、アロマショップでも手に入りやすいメジャーな順番にご紹介しています。)
◆「花」から抽出される精油◆ ~フローラル~
《カモミールローマン》《ネロリ》《ローズ》《イランイラン》
《ジャスミン》《ミモザ》《ロータス》《イモーテル》etc.
《カモミールローマン》
《イランイラン》
《ジャスミン》
◎「花」は植物の「生殖器」にあたります。
女性の場合、子宮系のトラブルやホルモンバランスの調整に役立ちます。
生理不順や生理痛、月経前症候群(PMS)、更年期障害など
女性特有の心身の不快な症状の緩和を手助けします。
◎また「花」は、「綺麗」「見た目」の象徴ですよね。
美しい花を咲かせて虫を呼び寄せ、花粉を運ばせるわけですから♪
なので、外見的に綺麗になりたい方にとてもお薦めの香りです。
オイルトリートメントはもちろん、
芳香浴で香りを嗅ぐことで、脳内幸せホルモンの分泌を促し、
お肌を艶やかに綺麗にすることも可能です♬
◎そして、「美しいお花」を眺めてイライラする方はいないですよね♪
花から採られるオイル達は、心を温め、慰め、包み込んでくれます。
優しくなりたい、穏やかでいたい時にお薦めなのが〔花から抽出された精油〕達です♬
「花」から採られるオイルは「女性の為のもの」と思われがちですが
そんなことはありません。
催淫作用で有名な《イランイラン》は、男性でお好きな方も非常に多いです♪
《イモーテル》は仕事で疲れ切ってしまった時などの癒しにも最適な香りです。
私個人的には、《ネロリ》の香りが大好きです♬
《ネロリ》はビターオレンジ(和名:橙)の花から抽出されるオイルですが
「ダイアナ妃が愛した香り」としても有名な香りです。
《ネロリ》
とても希少なオイルなので、お値段は高いのですが・・・
華やかなお花の香りが苦手な方に、ぜひ手に取って嗅いでみて頂きたい香りです。
私の中では、《ラベンダー》《カモミールローマン》《ネロリ》これにごく少量の柑橘を足したブレンドが
「マイベストリラックスアロマ」です。
癒しの《ネロリ》に対し、《ローズ》はテンションを上げる為のスイッチです。
私は、パソコンと長時間にらめっこし、「仕事脳」になっていた後には
《ローズ》系の香りで女性性を取り戻すよう、バランスを取ります。
《ダマスクローズ》
薔薇は見るからに華やかで美しく、香りも芳醇ですよね。
世界で2万種以上もある薔薇の中で、「花の女王」と呼ばれるのが「ダマスクローズ」です。
ダマスクローズの花びらと水を加熱すると
ローズの成分を含んだ蒸気が立ち上がります。
その水蒸気を冷やすと液体と精油に分離します。
(液体部分は「フローラルウォーター」として販売されています。)
「水蒸気蒸留法」と呼ばれる精油の抽出法なのですが
そのようにして抽出された《ローズ》オイル。
オイルボトルから垂らす1滴(0.05㏄)を採るのに
なんと、ダマスクローズ100本分の花びらが必要と言われています。
《ローズ》の精油にはそれだけの生命エネルギーが凝縮されていると言えますね。
ですので、〔花から抽出される精油〕は、長時間嗅ぎ続けるものではありません。
少量を嗅いで、心をリラックスさせたり、高揚させたりするスイッチを入れるもの、
と捉えて頂ければと思います。
(※水蒸気蒸留法で抽出されたものが《ローズオットー》
有機溶剤を使って採取されたのが《ローズアブソリュート》と呼ばれます。)
また《精油》はシングル(単品)で使うよりも
いくつかの《精油》をブレンドすることで
作用の相乗効果や香りの芳醇さが増し
心身に穏やかに働きかけるようになります♬
花から抽出された精油も、他のものとブレンドされていれば、
演出としてある程度の時間、空間に香らせるのは問題ありません。
その代わり、濃度は薄めが上品です♪
ブライダルやパーティなど、印象的な華やかな演出をしたい時は
「高濃度で短時間」がお薦めです♪
アットアロマのブレンドオイルの中で
「花」から抽出された精油の特徴を活かした芳香浴が出来るのは
このようなラインナップになります♬
◆ピエゾディフューザーsoloを使って、フワッと広範囲に薄く香らせると
華やかな空間になります♬
(soloをお使いになるときは、ピエゾオイル100mlと言うものをお選びくださいね♬)
◆ネブライジングディフューザーoneを使えば、
エントランスや受付など、最初の印象を華やかにする演出が出来ます♬
◆自分自身のリラックスの為なら、ファンディフューザーkoがお薦めです♬
生花を毎日新しいものに取り換えるのはなかなか難しいですが
〔花から抽出された精油〕のブレンドオイルをいくつか持っておくと
その日の気分で空間の雰囲気も気分も変えられます♬
”お花のある生活”がお好きな方に、お薦めしたい香り達です♬
※花から抽出されるオイルは、女性の生殖器に影響を与えるホルモンを分泌させます。
妊娠初期は、《ローズ》《イランイラン》《カモミールローマン》
妊娠中を通して《ジャスミン》
これらのオイルは使用をやめておきましょう。
長くなりましたね!お疲れさまでした。
〔花から抽出される精油〕については以上になります。
次は〔葉から抽出される精油〕について、お伝えしますね♬
天然アロマでQOLの向上を|B.P.Aromania株式会社
B.P.Aromaniaでは天然エッセンシャルオイルのアロマ商品や香りのサービスを取り扱っております。香りが持つデザイン性や機能性を活かし五感の嗅覚に訴えそれぞれの価値を高めるブランディングのお手伝いをいたします。ご自宅用では安眠や集中、感染症花粉症対策などQOL向上を助けるアロマを目的別にご紹介しております。
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